2007年06月12日
特定社労士業務開拓スタート
    4月1日からついに特定社労士制度がスタートしました!
〜新たなる新業務開拓で、プロの代理人・特定社労士、プロの労働コンサル、他の社労士との差別化で顧問開拓を目指す方限定!〜

 紛争解決のプロ集団、特定社労士研究会が全国初の実践型DVDで、市場開拓から相談・依頼の受け方、あっせん交渉術まで、すべてを余すことなく指南します。

 特定社労士研究会が提唱する「プロのあっせん代理人」になることによる5つのメリット

1)単なる労働相談のアドバイザーから実際に紛争を解決する代理人になることで依頼者から感謝されつつ、十数万円〜数十万円の着手金・成功報酬をいただける。
2)労働者側からも経営者からの依頼も受けることで、双方の立場が理解でき、書店で市販されているような情報を遥かに越えた実戦的なコンサルが可能になる(結果として3号業務の顧問が増える)。
3)労働相談件数は90万件を突破、無限の市場が眠っていて、宣伝方法次第で依頼者をいくらでも獲得できる。
4)効率的な運営で通常の社労士業務を並行して行いながら年間50件以上の特定社労士業務も可能(高額の副収入が見込める)。
5)書類作成の代理人から交渉代理人になり社会的な評価が数段上がる。(たとえば「代書屋さん」、「保険屋さん」と呼ばれることがまったくなくなる。そのような呼び方をする人を相手にする必要もなくなる。)

 平成19年4月1日より、特定社会保険労務士が改正社労士法のもとで活動することが可能になりました。
つまり、あっせん開始から終了までの間に紛争当事者の代理人として、和解の交渉(和解の締結を含む)を行うことができるようになったのです。
 また、取り扱える機関も労働局に労働委員会と厚生労働大臣が指定する民間ADR機関が加わり、活動可能範囲が大幅に拡大したわけです。
 これだけの大きな権利が与えられたわけですから、その権利を生かすも殺すも特定社会保険労務士試験を合格された方次第でしょう。
 権利が与えられることと、それを生かして業務として活用することとは別問題だからです。
 権利を獲得するために多額の受講費用と受験料を払い、長時間の研修を受け受験勉強をしたとしても、最後のその努力を業務に変える努力をしなければ、なんの価値もありません。資格は、実務に生かして初めて価値がでるものです。けっして勲章のように飾っておくものではありません。
 これは、弁護士や司法書士の資格でもまったく同じことで、他士業の誰でも皆、あらたな業務開拓のために並々ならぬ努力を続けてきました。
 特定社労士試験(紛争解決手続代理業務試験)の合格は、特別研修があり教材が用意され、流れに従って努力すればたどり着けました。
 しかし、もっとも肝心なその資格を業務につなげる方法というのは、どこにも用意されていません。弁護士や司法書士や行政書士が、離婚問題や破産手続や成年後見人制度で業務開拓を行い、新たな業務開拓のために日々研鑽しているように、われわれ特定社労士も自分で考えて業務をみつけていくしかないのです。

 あらたな業務には不安がつきまといますので、そこからネガティブな意見が飛び交います。
 「特定社労士じゃ食えない」 
 「あっせんだけじゃ解決しない」
 「労働者から着手金なんてもらえない」
 「そもそも何をやっていいのか見当もつかない」などなど、盛りだくさんです。

 我々は、業務拡大のためにまだほとんどの方がとりかかっていない、この労働紛争に関する業務に目をつけました。その結果、ネガティブな意見のほとんどがまちがっていることを実証することができました。
 当に失敗の連続でしたが、それにたじろがぬ精力的な活動を続けてきました。

 特定社労士研究会の会員が、それぞれの抱える事件を持ち寄り、よりよい解決策を検討する勉強会を定期的に開いています。実際に依頼を受けている事件の解決案を出し合うのですから真剣そのものです。
 そして、今ではついに相談から依頼を受け、紛争を解決するまでのマニュアルを確立し、どんな相談であっても単なるアドバイスにとどまらず、依頼されれば解決できるという自信をもてるうようになりましたし、常に数件の事案を抱えることができるようになりました。
 これは、特定社労士研究会の何事にも代え難い財産だと思っています。自分たちだけのためであれば、これだけで十分やっていけます。

 しかし、特定社労士が目指すところは、あっせん代理で一部の人間が実務家として満足するものではありません。最終的には、訴訟代理権を獲得し社会的認知度と社会的地位を向上させることにあります。
 そのためには、できるだけ多くの特定社会保険労務士の先生方が、あっせん代理を中心とした「労働民事法務」を行い、実践をつくることにあります。

 そこで、特定社労士研究会では、われわれが苦心の末獲得したマニュアルを余すことなく公開することにいたしました。
 事実、代表の村上は、福岡県社労士会の福岡南支会と福岡支部会で2回、特定社労士業務について研修を行い与えられた時間内で余すことなくスキルを披露しました。
 しかし、受講者数は限られています。
 そこで、全国の特定社労士や特定社労士を目指す方のために、「特定社労士実務セミナー(DVD)」を製作し、できるだけ低廉な価格でご提供するようにしました。

 実際、ご購入いただいた方からは
「業務の進め方がよくわかった」
「資格をとってどうすればいいか悩んでいましたが、やる気がわいてきた」
「あっせんが打ち切りになった後の業務の進め方に共感できた」
「テキストは簡潔で、資料は生々しく、世の中にこのようなセミナーは他にはない」
などその他多数のご感想をいただいております。 

 今後、特定社労士業務をお考えの方には、ぜひご覧いただきたいと思います。
 我々のマニュアルをベースにさらによい業務を行われ、今後はお互いに意見交換しながら、よりよい業務スタイルを確立できれば幸甚です。
 


  
 

 
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